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HOME表具材料近代表装>近代表装とは

 

時代を継ぎ次代へ継ぐ『近代表装』
 表具とは「紙・布・糊を使用して、作り上げてゆく張りの作業の行為」と定義づけられています。この表具の仕事は数百年、或いはそれ以上の流れを経て今日に至ったものであります。表具、経師の名称にも歴史の香りがあるように、古くより「師」という匠は数少なく常に表具師、経師として社会的地位を確保され、技能への精進、研鑽と工夫を重ねてきたことにより、今日では表具の仕事は貴重な作品を美しく装い、より良く保存し、また室内装飾として不可欠な存在となっています。
一方、表装の手法も伝統的な澱粉糊から化学糊の使用が増えるなど変化してきました。そんな時代変化のなか、(株)大弘は高分子化学により安定力の高い加熱溶融性接着剤『アツハール』を開発、販売以来お陰様で20年のご愛顧をいただきまして、今日では伝統ある表装技術に最新技術を組み合わせた技法『近代表装』として確立されています。
現在も日々研究研鑽に努め製品の開発、新しい技法の開発をおこなっています。
『近代表装』を皆様方の技術に取入れていただき、少しでもお役に立てれば幸いです。

『アツハール』とは…
高分子化学により開発された加熱溶融性接着剤『アツハール』は摂氏80℃以上で溶け始め常温で安定します。また、圧力を加えることでより安定した接着となります。
糊はミクロン単位で均一に塗布されていますので、常に安定した状況でご使用でき溶融後も安定していますので掛軸の仕上がりも良くなります。
また、溶融接着後も安定していることにより、当社のすべての裏打ち紙は、裂地・絹本の肌裏は水で剥がすことができます。また紙本も「ネオ・アツハール(紙本専用)」使用の場合は水で剥がすことができます。(熱接着性で水で分解します。)
※「アツハール」は当社の登録商標で機械表具の総称ではありません。
「アツハール」の裏打紙は「和紙アツハール」「シルキー」「新世紀」「マイルド」です。
最近アツハールの類似商品でのトラブルが起きておりますのでご注意ください。

『昭和ホットプレス』
近代表装で忘れてはいけないものがホットプレス機です。
従来表装が熟練した技で打刷毛で叩いて接着させたように、「アツハール」も同様に掛軸全体に
バランス良く圧着させる必要があります。
昭和ホットプレスは実用新案取得の機構により強力な圧力が均等にかかります。
強力な圧力がかかることにより、より安定した接着が短時間でおこなえます。
小型機から大型機まで、通常の裏打ちは温度100℃で5〜10秒のプレスで接着します。
短時間で処理することにより、裂地など部材の熱変化を抑えることができますので、仕上がりも安定しやすくなります。
また、熱板にテフロンコーティングしてありますので糊汚れも解消し、作業性も良くなりました。
除湿装置付プレス等、お客様のニーズにお応えした商品開発に取り組んでいます。

近代表装と従来表装の相違点

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